受験は非常に長い戦いです。そのため、いかにして集中力を高めるかというのは誰もが悩んでいるのではないでしょうか?
勉強に集中したいのに、他のことを考えてしまい集中できないときは誰でもある経験です。集中出来ないとそれが原因でストレスがたまり、イライラしてしまい、どれだけ頑張っても集中できずに勉強が進まない…といったことは、わたしもよくありました。
集中力が切れたとき、どうする?
勉強が好きでたまらなく、ついつい集中して時間を忘れて勉強する、という人は珍しいと思われがちですが、もちろんそういった人もいます。
しかし、誰でも苦手なことをやろうとすると、集中力を継続することは難しいですし、集中できたとしても短時間で集中力は切れてしまいます。
そこで悩みが出来ます。
- 勉強に集中したいけど、集中力がないときはどうすればいいのか?
- 集中力がないのを克服し、集中して勉強するにはどうすればいいのか?
人間誰でも集中力は持っています。それは好きなことをやっていると、時間を忘れてそのことだけに集中できますが、逆に嫌いなことや苦手なことになると、集中力は続きません。
誰でも嫌いなことに集中するのは、かなり苦手意識がありますよね。しかし、克服することで驚くほどの集中力を手に入れることができます。
そこで、わたしが実践していた集中力アップの秘訣を紹介していけたらと思うので、ぜひご覧ください!(集中力を高めるにはもちろん個人差があり、効果が出ない可能性もあります!汗)
集中力を高める方法
集中力を高める方法は、いたってシンプルです。「え、こんなことで!?」と思う方もいるかもしれませんが、もし実践していないようだったらぜひ試してほしいと思います。
勉強時間を管理する
毎日受験勉強をするにあたり、科目別に勉強する方はどのくらいいるでしょうか。
たとえば、塾に通っている場合にはそれぞれ時間割が決められており、そのスケジュールに基づき、授業を受けていますよね。自宅でも同じで、勉強時間を管理することはとても重要です。
それは、学校でも塾でも家庭教師でも同じことが言えます。時間管理が出来ていないと、集中力を高めた状態で勉強する事は出来ないのです。勉強するときには、各科目で得意不得意があっても、同じ時間で区切りを付けましょう。
時間を区切ったら、その時間内で少しでも多くの問題を解きます。それが勉強の効率化にもつながるので、実践してみましょう。また、決めた区切りの時間が来たら、必ずやめることを癖づけることも大切です。
ここであまり良くないのは、集中できない勉強はすぐにやめてしまい、集中できる勉強は、時間を決めないでやるということ。得意科目だけ何時間も行い、苦手科目はすぐにやめてしまう方法では学力の向上と、集中力アップは出来ません。
集中力を高めるには、時間を区切り、時間内でどこまで集中して問題を解く等、区切りを決めて勉強を進めましょう!
定期的に休憩する
また、決めた時間が経過したら、集中するのをやめ、休憩を取ることも重要です。これを繰り返すと、体と脳に、集中のリズムを覚えさせることが出来ます。集中力が切れたら休憩時とも言えますね。
集中のリズムが出来た場合、時間内にできなかった問題等をじっくりと確認しましょう。次回やるときには集中して行い、少しでも問題を解く時間を短縮できるように意識します。
これは勉強の効率化にも良く、集中力を高めるのに適した方法です。また、時間を区切るとテスト時間の配分にも役に立つので、ぜひ実践してみましょう!
勉強する準備を整える
「これから勉強を始めるぞ!」というサインを、体に覚えこませることも効果的です。
たとえば、机の周りを整理し、勉強を行う準備をします。そうすると、これから勉強をするという意識が生まれ、勉強モードに切り替わります。
つまり、「整理整頓をする」という行動が、勉強モードへの切り替えスイッチの役割になってくれるのです。
しかし、机の上がある程度散らかっていないと逆に集中出来ないという方もいますよね。そういった方は無理に整理しなくてもOKです。
机の上を整頓するということが大切なのではなく、勉強に集中出来る環境を作ることが大切なのです。たとえばそれが、カフェに行く・図書館に行く・音楽を聴くということかもしれません。
わたしの場合、机の上を整頓するということに加えて、水分補給用のお水とキシリトールガムを用意するということもルーティンづけて行っていました。風邪予防もかねて常に水分を摂っていたということもありますが、分からない問題があったときにガムを噛んで少し気分転換すると、頭の回転が良くなったような気がしたからです。
このように勉強する準備は人それぞれ違いますので、ぜひ自分の準備のしかたを見つけてくださいね。
何事も過剰にやり過ぎないこと
集中力を高めるには、つい集中しすぎてやり過ぎてしまうということにも気を付けなければいけません。集中してやっているときは良くても、長時間やりすぎると頭にも負荷がかかり、その後勉強を続けにくくなってしまうことも…。
- 勉強時間を管理すること
- 時間を区切って定期的に休憩すること
- 勉強する準備を整えること
これさえ自分の中でルーティン化してしまえば、きっと今よりも受験勉強に集中できるはずです。ぜひ実践してみてくださいね!