受験というのはその後の人生に大きな影響を与えるイベントです。志望校への合格を勝ち取るために、様々なことをしている方が多いかと思います。
家庭教師は、まさに受験突破するための方法の一つです。今回は、実際に利用してみてよかった学生家庭教師について紹介をしていきます。ぜひ参考にしてくださいね!
学生家庭教師を利用するメリット
年が近く緊張せずに接しやすい
学生家庭教師最大の特徴は、自分との年齢が近いことです。
プロ家庭教師では年齢が離れすぎることもあり、どうしても他人行儀になってしまいがち…。しかし、学生家庭教師は年齢が近い、友達や兄弟のように生徒と接することが出来ます。
受験の悩みはもちろんのこと、より多くの心配事や悩みをシェアできることも安心へと繋がります。
しかも、その先生も数年前は実際に受験を経験しているので、つまずいている部分でどのようにフォローして行ったらいいのか?ということにはとても精通しています。
実際にわたしが学生家庭教師を利用したときは高校生で、来てくれた家庭教師は大学生のお姉さんでした。年の差は2~3つ程度で、本当に接しやすくて、いい意味で「勉強を教えてもらっている感」がなく、とても良かったです。
そのため、もしもあなたが学校の授業に付いていけないという場合には、学生家庭教師が向いているでしょう。プロの家庭教師の場合にはいかにも「先生」というイメージですが、学生家庭教師は年が近い分、仲間として通じ合うことが出来ることもあります。
授業料が比較的安い
また、授業料が安いということも見逃せません。
学生家庭教師の場合、プロ家庭教師と比較すると安価であることが多いです。安価であってもレベルが低いということもなく、実績だけを見ればプロ家庭教師に引けを取らないという学生家庭教師は何人もいます。
大手家庭教師セミナーでは家庭教師の指導力を上げるための研修を開いているところも多く、たとえ実績が無い新人学生家庭教師であっても指導力が不足しているということは少ないと言われています。
当時、授業料を自分が払っていたわけではありませんが、ただでさえ受験はお金がかかるので、少しでも家への負担を減らしたいと思っていたわたしにとっては良い選択でした!
一概には言えませんが、たとえばプロ家庭教師と学生家庭教師、同じ分のコストを支払うとすれば、学生家庭教師は2倍程度多く利用することが出来ることもあります。
つまり、指導する機会が2倍に増えるため勉強の効率が上がるのです。指導というのは何度も繰り返すことにより定着します。安価に済ませるというだけではなく、効率面で考えても学生家庭教師はお得であることもあるので十分に検討してみましょう。
学生家庭教師を利用するときの注意点
ここまで、学生家庭教師を利用するメリットをお伝えしてきました。しかし、注意すべきことももちろんあります。
相手の学業優先になることもある
学生家庭教師を利用するにあたって気を付けなければいけないポイントとしては、相手が学生であるということを理解することです。
学生である学生家庭教師は学業を優先させなければいけません。大学に通いながらアルバイトとして家庭教師をやっているので当たり前のことですが、つい忘れがち…。
そのため、スケジュールが噛み合わないことがあるということを念頭に置かなければいけません。
スケジュールが一番合いにくくなりがちなのが、テストシーズンです。家庭教師はただ単純に授業をするだけでなく、予習や復習、小テストづくりなども行わなければいけません。
そのため、大幅に時間を取られるため、自分のテスト対策を行う時間が無くなってしまいます。大学生の場合、夏休み前の7月中旬~8月頭、春休み前の1月下旬~2月頭にテストが実施されることが多いです。この時期は学業優先のため、家庭教師がお休みになってしまうこともあるでしょう。
わたしの場合、事前にお休みをもらいたい時期を相談してもらっていたので、テストシーズンの際には事前に準備してもらったカリキュラムに沿って自主学習を進めていました。
もともと自主的に勉強を進めるのは苦ではなかったのと、実際にはたった2週間ほどのお休みだったので、あまり支障は出ませんでした。
とは言え、家庭教師側も指導を疎かにしたいわけではありません。
もしも学生家庭教師を雇う際には、事前にどのようなタイミングで休みを取るのかということを確認しておくことが大切です。
また、留学などの長期間の休みをもらうという際には、きちんとその間にもフォローも行ってくれるのかどうかも相談してみましょう。