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不登校の方の勉強遅れに家庭教師がおすすめな理由

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少子高齢化により子供の数は年々、減少を続けています。しかし、学校に登校しない子供、いわゆる不登校児は年々増加傾向にあり、大きな社会問題にもなっています。不登校になる理由はさまざまで一概には言えません。いじめが理由の場合があれば、集団生活が苦手といった理由もあるでしょう。

しかし、どういった場合であっても勉強をしないままでいれば、将来的になれる職業の選択肢が狭まり、結局は自分が損をしてしまいます。そこで、不登校児でも勉強遅れにならないようにする施策の一つとして、家庭教師がおすすめな理由を紹介します。

年々増加する不登校、その理由とは?

文部科学省が2019年10月に発表した「平成30年度(2018年)児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査」、この結果を見ると、小中学生の不登校児は2013年から5年連続で増加しています。

また、不登校児の在籍学校数を見ると、小学校では63.5%、中学校では実に72.4%と半数から過半数以上の学校で不登校児が在籍。この結果からももはや不登校は珍しくはないものだとわかります。

次に不登校になってしまう理由について見ていきます。まず小学生が不登校になる理由ですが、主なものとしては次のとおりです。

  • 学業不振による不安、無気力
  • 入学・転編入学・進級時の不適応に対する不安
  • いじめ以外の友人関係をめぐる問題に対する不安
  • 教職員との関係をめぐる問題

 

続いて中学生が不登校になる理由は次のとおりです。

  • 学業不振による不安、無気力
  • いじめ以外の友人関係をめぐる問題に対する不安
  • 入学・転編入学・進級時の不適応に対する不安
  • 進路にかかわる不安、無気力

 

小中学校ともに多少の違いはあれど、もっとも多い理由として学業不振による不安や無気力が挙げられています。

このことから、学校へ復学するしないは別としても、不登校児の多くは勉強の遅れに対して大きな不安を抱えていると考えてよいでしょう。

不登校児は勉強が嫌いなわけではない

勉強が嫌いで不登校になる子供がいないわけではありません。不登校児は十人十色のため、十人いれば十の不登校になる理由があると考えてもよいでしょう。そのため、とにかく勉強がしたくなくて不登校になった子供も少なくありません。

しかし、ここで考えなくてはならないのは、勉強が嫌いになった理由です。小学生が不登校になる理由の上位に「教職員との関係をめぐる問題」が上がっていますが、担任の先生との関係性が上手く構築できずに勉強が嫌いになった可能性もゼロではないでしょう。

つまり、不登校になったからといって必ずしも勉強が嫌いなわけではなく、機会さえあれば勉強をしたい、早く遅れを取り戻したいと思っている子供も少なくありません。

不登校児が安心して勉強に取り組める環境つくりとは?

不登校になった子供の気持ちに寄り添わず、勉強の遅れを取り戻させようと無理やり学校へ行かせても意味はありません。むしろより学校に行くのが嫌になってしまうでしょう。

そこで、学校へ行く以外で子供に勉強をさせるためには次の三つが考えられます。

親が勉強を教える

もっとも手っ取り早く子供に勉強を教えられます。ただ、よほど教え方に自信がない限りは勉強ができない子供にイライラしてしまったり、仕事の都合で必ずしも常にそばにいてあげられなかったりと、親、子供双方にとって最適な方法とはいえません。

塾へ行かせる

学校の先生との関係性が上手くいっていないから学校へ行きたくないといった子供であれば、塾に行かせるのも良策といえます。ただし、集団生活になじめないからといった理由であれば、学校も塾も変わりません。

また、個別指導型の塾もありますが、家から出るという行為が難しい、家以外ではまだリラックスして勉強ができないといった場合には不向きだといえるでしょう。

家庭教師をつける

不登校児にとってもっとも安心して勉強に取り組めるのが家庭教師です。その理由としては、自宅から出る必要がない点。自分のペースに合わせて教えてもらえる点。自分に合った先生を選べる点などが挙げられます。

また、常に自宅に先生がくるため、親とのコミュニケーションも取りやすく、子供の現状について常に話し合える点も家庭教師の大きなメリットです。

不登校児の勉強遅れ対策には良い家庭教師の選択が重要

不登校児にもさまざまなタイプがありますが、対人コミュニケーションが苦手である場合が多く、そうした意味でも家庭教師は自分と合った先生を選べるため、不登校児の勉強遅れには最適な対策といえます。

家庭教師を選択する際は、多くの先生と話せるか、不登校児の対応に慣れた先生がいるかなどをポイントにあくまで子供に無理をさせないように配慮したうえで、少しずつ進めていくことが重要だといえるでしょう。

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