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小学校受験で欠かせない面接試験の対策とは?

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小学校受験は、中学受験や高校受験のように筆記試験と面接試験以外に集団での行動を見たり、運動能力を見たりなど、さまざまな視点でのチェックによって合否が決まります。

そのため、いかに日常生活のなかで受験を意識した行動がとれるかも重要なポイントです。

そこで、今回はそのなかでも面接試験を中心に、お子さんや保護者によく聞かれる質問や先生に好印象を持たれるためのポイントについてお伝えします。

 

小学校受験の内容は?

小学校受験の主な試験内容は、「ペーパーテスト」「面接」「行動観察」の大きく3つに分けられます。

一部学校でペーパーテストがない学校もありますが、面接と行動観察はほぼすべての小学校受験で実施されると考えてよいでしょう。

ペーパーテストは先生が話す内容を聞き取り、理解したうえで、「○」や「×」などの記号で回答する記憶問題や間違い探し(季節の花、行事など)が一般的です。

学校によっては、図形や数量の問題が出る場合もあります。

行動観察は、「集団行動のなかでの協調性・リーダーシップ(主体性)・社会性」「絵画や工作などで想像力や手先の器用さ」「先生の言ったとおりに行動ができるか」「走る・跳ぶ・投げるなどの運動能力」などをチェックします。

面接は、親子一緒に行う場合と親と子と別々で行う場合、子供だけが行う場合の3パターンがあります。

 

小学校受験での面接の重要性

「ペーパーテスト」「面接」「行動観察」のなかでどれがもっとも重視されるかは学校によっても異なるため、一概にはいえません。

ただ、どの試験においても重要なポイントは、先生の話をしっかりと聞き取り、理解したうえで行動(発言)ができるかどうかです。

ペーパーテストでも、聞き取り問題がありますし、行動観察でも先生の話を聞いてその内容に沿った行動がとれるかどうかがチェックされます。

もちろん、面接でも先生の質問内容、意図をくみ取ったうえで返答ができるのかが確認のポイントです。

これは裏を返せば、常日頃からお子さんとの会話をし、元気にハキハキと答えられるようにしておくことで、すべての試験に対応できるようになるともいえます。

もちろん、記憶力や読解力、運動能力、手先の器用さなどそれ以外にも求められるものはあるでしょう。

しかし、基本としてコミュニケーションがしっかり取れれば、試験では大きなアドバンテージになるという意味で、面接の練習は重要なポイントだといえます。

 

面接試験でよく聞かれる質問とは?

では、面接の練習をするうえで、実際に小学校受験ではどういった質問が多いのかについて紹介します。

 

子供向けの質問

お子さん本人や兄弟(姉妹)、友達についての質問

「自己紹介をしてください(名前・住所・電話番号を教えてください)」

「今日は何時に起きましたか? 朝食は何を食べましたか?」

「いつも何時頃に寝ますか?」

「家ではどういったお手伝いをしていますか?」

「大きくなったら何になりたいですか? それはなぜですか?」

「好きな本はありますか? その本はなぜ好きなのですか?」

「兄弟(姉妹)はいますか? (いる場合)どういったことで喧嘩をしますか? また仲直りする時はどうしますか?」

「好きなことや嫌いなことはありますか?」

「最近、嬉しかったことはありましたか? 悲しかったことはありましたか?」

「お友達のおもちゃを壊してしまったらどうしますか?」

「お友達に意地悪をされたらどうしますか?」

 

両親についての質問

「お父さん、お母さんはどんな人ですか?」

「お父さんやお母さんには叱られますか? どんな時に叱られますか?」

「お父さんやお母さんには褒められますか? どんな時に褒められますか?」

「お父さんやお母さんは遊んでくれますか? どんな遊びをしますか?」

「お父さんやお母さんのお仕事は何ですか?」

 

保護者のかたへの質問

「志望理由を教えてください」

「お子さんの長所・短所を教えてください」

「お子さんの教育方針を教えてください」

「休日は主に何をして過ごしていますか?」

「お子さんが成長したなと感じるのはどういった時ですか?」

「育児ではどういった点に気をつけていますか?」

「小学校受験をするうえでどういった準備をされてきましたか?」

「ほかの学校も受験していますか? 第一志望校は本校ですか?」

「説明会や見学会にいらしてみて学校の雰囲気をどう感じていますか?」

「お子さんにはどういった人に成長してもらいたいですか?」

「子育てで苦労した点はありますか? しつけで困っている点はありますか?」

「お子さんの食事に関してはどういった点に注意していますか?」

「本校に期待していることは何ですか?」

「本校に知り合いや兄弟はいますか?」

 

親子でのコミュニケーションが面接対策のポイント

小学校受験では、知力以上に本人の行動、性格、立ち居振る舞い、理解力など、お子さん本人がどういった子であるかが重視される傾向にあります。

また、親子関係が良好であるか、お父さんが子育てにどれぐらい熱心なのかについてもチェックされるため、面接では、お子さん以上に保護者のかたの受け答えが重要なポイントになります。

ほとんどの学校では、行動観察があるため、面接で繕ったとしてもごまかしは利きません。

そういった意味でも、常日頃から親子でのコミュニケーションをしっかりと取り、意志の疎通を図っておくことが大切だといえるでしょう。

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